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11月, 2016の投稿を表示しています

カナダは大きい!

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今月は日本からビジネス・ゲストが来て大忙し。 オフィスでのミーティングはもちろん、あちこち視察のために運転もたくさんしたので(しかも雪の日もあり!)本当に目まぐるしかった。 前回書いた、オンタリオ州の西方面も再度出向いた。 ここでは、町の産業振興担当課と、ある穀物農場を訪ねたので、ちょっと触れてみよう。 * まず町役場。カナダは英連邦王国のひとつなので、入り口には国家元首のエリザベス女王の写真が。 そういやカナダの切手他、公的ないろんなところで女王のお姿は拝見する。   役場を出て農場へ。土地が広いことはもちろん、いろんな設備や作業車がデカい!   これだけだとわかりづらいが、タイヤは私の背より高い! ちなみに、この農場はカナダではごく小規模の農場。カナダにおける穀倉地帯はここオンタリオ州でなく、もっと西へ行ったサスカチュワン州が中心だが、そんなところに行ったら地平線まで農地なんだろうな。アメリカの穀倉地帯もセスナで農薬撒くくらいだもんね。いや~広い広い。 とにかくどこを運転してもカナダの広さを感じる。カナダの土地は世界2位で日本の 26 倍。もっとも、北側は氷と大自然に閉ざされ人間が住める場所が少ないんだけど。 見かける人間が少ないことも広さを感じる一因だろう。人口密度で言えば、 1 キロ平方メートルあたりで、日本の 340 人に対し、カナダは 3.4 人!わお、100分の1! 例えると、朝の山手線で 1 車両に 200 人超えでぎゅうぎゅうに乗っているのが日本で、 1 車両にたった2人くらい涼しい顔で乗っているのがカナダ、ということ。(顔は関係ないか、笑) まあ、これは数字を押しなべてであって、実際はトロント周辺に人口は集中しているので、都市部と北部では相当差がある。 以前、仕事の関係でカナダ各州の人口密度を調べたことがあったが、イヌイットたちが住む準州では、数字上 50km 四方に一人、という場所もあった。 わお、お隣さんが 50km 先とは! ということで、最近日本に帰ると、東京の人の多さに本当に圧倒される。自分も一時あの満員電車に乗っていたというのが信じられない。 今やそれを見た

西行きハイウェイデビュー&地方回りのセールスパーソン?

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ここのところ仕事と遊び両方で、北のコテージやその他、外へ出かけることが多くあった。私の運転歴、混んだ場所はまだ怖いけど、距離だけはどんどん伸ばしている。 ここ数週間、週に 1,000km くらい走っていると思う。そして来週も、ビジネスゲストが来てあちこち視察だのミーティングだのに行くから、このペースはもう少し続きそう。 ちょっと嬉しかったのは、今週、トロントのずっと西の方でミーティングが 2 日連続であり、そっち方面のハイウェイデビューしたこと。 それは、アメリカ・デトロイトに続くハイウェイだが、途中の分岐までは、南行きのナイヤガラ方面へ行く車もあって結構混みあったハイウェイ。すでに経験している北の田舎行きの空いたハイウェイとは大違い! ナイヤガラの先は、アメリカ・ニューヨーク州のバッファローに続くが、西行きも南行きも、いずれにしてもカナダ―アメリカ間の流通幹線なので、大型トラックが多い! そしてトロントの空港近くは車線多し。ハイウェイの片側にエクスプレスと一般のレーンがあるが、それぞれ 5 車線ある。対面側も同じだから計 20 車線! ついでに滑走路近くだから、私の走っていた時は横に飛行機まで並んで水平飛行していて、かなりの迫力だった。 これも何度か走れば慣れるんだろうけど、とにかく土地の広いカナダはハイウェイだらけで、ある意味贅沢。 * 郊外~田舎に限っては、運転していてその開放感が好きだ。道路も空いているし景色もいい。 しかし、難点は、長距離運転の際、食事をするときにあまりチョイスがないこと。言い換えると、健康的な食べ物にありつけないこと。 ハイウェイや国道沿いにあるのは、大体ファストフードやウォルマートのような大型スーパー。日本のように蕎麦屋や定食屋があったらなあ~といつも思う。 出かける前に時間があれば、軽くおにぎりやサンドウィッチを自分で用意できるが、そんな余裕も普段はなく、大体途中のコーヒーショップかファストフードで済ませることになる。 急いでいれば、ドライブスルーで買って運転しながら食べたり、店内・車内でメールチェックしたり電話応答したりしながら食べたり。 「地方を回っている営業担当ってもしかしてこんな感じ?」 この前、車

アルゴンキン州立公園へ

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トロントから車で 3 時間ほど北にある、カナダ最古の州立公園、かつ国の史跡でもある『アルゴンキン州立公園』。 東京都の 3 倍もの広さの中に大小の湖沼があり、カヌー他アウトドアのメッカ、そして野生の動植物観察の重要エリアでもある。 ずっと行きたかったこの公園、先週ようやく実現!トロントの地元サークル的なミニツアーがあったのでそこに参加してきた。 紅葉はもはや終わりだが、どんなところか一目見るだけでもよかったし、一度行き方覚えれば、あとは自分の車で行ける。 日の出前に家を出てトロントのとある地下鉄駅に集合。そこからガイドさんの 7 人乗りのバンで公園へ。ワクワクの遠足気分。ハイウェイを3つほど乗り継いで着いたらなんと雪がチラついていた。さ、寒い! 2,3トレイルを散策しながら、自然の景色を楽しむと同時に、あわよくばムース(ヘラジカ)や鹿などの野生の動物に出会える、というこのツアー、ラッキーなことに最初の動物に出くわした。キツネ!わお、野生のキツネを生で見るの、初めて! その後、鳥にエサ(ピーナッツ&ドライ・クランベリー)をあげて楽しんだ。こんなに近くに、というか自分の手に乗っけるのは初めて!か、かわいい、、、! 私はニューヨーク時代よく森や公園に遊びに行ったが、ここアルゴンキンは針葉樹がたくさんあって、今まで見た光景と違っていた。さすが北の地。 この日は残念ながらムースは目撃せず。しかしトレイル上でたくさんのムースの足跡を見た。 キノコ・菌類もあまり今まで見かけない様態のものをいろいろ見た。当然ながら環境が違うと育つ植物は違うから、初めて見るものがたくさんあって面白い。 お昼はビジターセンターで休憩。公園を見渡せるデッキやカフェ、お土産屋さんがある。トロント・オタワからアクセスしやすいこの公園、 1 年を通して人気。平日にも関わらず多くの人が訪れていた。 地元アジア人&観光客アジア人が多いのだろう、ビジターセンターには、中国語・韓国語・日本語併記のパンフレットもあったし、各言語のガイドさんがいた。 その後また別のトレイルに行ったが、熊出没のサインを見たからちょっと怖かったな。 計 3 本のトレイルを散策して終