2017年4月22日土曜日

"VV"で宝探し

大きな鏡の中に入って遊んでいるロウニンと私。大きな鏡は置くだけで部屋が広く見えるし、壁に額があると空間が引き締まる。


この大きな鏡、ありがちなメイド・イン・チャイナではなく、約半世紀前にカナダ産メープルで枠が作られた結構しっかりしたモノで、まだバッチリきれい。私はこれをリサイクルショップで25ドル(今日のレートで約2千円)というお得な値段でゲットした。

これを売っていたのは、カナダのあちこちにある『バリュー・ヴィレッジ(Value Village)』というチェーン系のスリフト(リサイクル/ユーズド)ショップ。


カナダの他、アメリカ、オーストラリアにもあり、その全店舗数は300以上。アメリカにいた時は、『サルベーション・アーミー』『グッド・ウィル』をよく見かけていたけど、バリュー・ヴィレッジは、それらよりずっと綺麗でオーガナイズされている。服や靴はサイズ別にすべてきれいに並んでいるし、店舗は広々。


近所にひとつあるので、私は仕事の合間の気分転換にここに寄るのが大好き。ボスの奥さんも好きで、お店のことを"VV"(ヴィー・ヴィー)と呼んで、今日はどんな面白いもの・お得なものをゲットしたか、という話で盛り上がる。

ユーズド、というと抵抗がある人もいるかもしれないが、生活の中の消耗品的なものや「用さえ済めばいい」的なものには十分。それに、使い込んでいる方がいい場合だってある。例えば鉄製のフライパンとか。

服においては、私はいま常に犬と一緒にいるから汚れるし、じゃれてて穴は開くし、最近は庭仕事もするから、あえて「どうなってもいい服」が必要な状態。だからVVで何枚も安く手に入れちゃう。ちなみに服は、トップスにしてもボトムスにしても1$2.99$12.99 (2001,000円)くらいが主の価格帯。


小さな子供を持つ人にも重宝するだろう。親子共に服は毎日汚れちゃうし、子供はすぐに大きくなってサイズが合わなくなるから。小さくなった服を寄付して大きいサイズを手に入れれば、経済的だしクローゼットも常にすっきり。子供のおもちゃ然り。

カナダに来た頃助かったのは、防寒具。これだけ寒いカナダ用のオーバーとかブーツとか一度に一式揃えるのは結構費用がかかるし、雪かきだの冬の運転をすると、防寒具の汚れや痛みも早い。だからそれらをVVでゲット。1点$10~25 (1,000~2,000円)くらい。


しかし、お店には実用重視の「どうでもいい」ものばかりがあるわけでない。新品のまま寄付されて店頭に並ぶものや、いいブランドのものがいい状態で出ていることも多い。

ジーンズ、ワンピース、ヨガウェア等々、私、相当お得に入手してる。それに、私は背が高く手足が長いので、日本ではなかなか合うサイズがないが、こっちでは標準内なのでよりどりみどり、選び放題。それも嬉しい点。


お皿やカップ、バッグも、時々うんと個性的なものや自分の趣味に合うものに出会うことがある。蚤の市やフリマもそうだけど、この偶然の出会いもVVでの醍醐味!この『宝探し』の行為自体が楽しいんだよね~。


そのコミュニティーの住民が不用品を持ち込むから、各店の品揃えによって、「ああ、この辺はインド人が多いな」とか、「ちょっとリッチなエリアだな」なんてのもうかがえる。

そして、お店に行くのが最高に嬉しい日は、50OFFデー」!元々安いのにさらに半額だから、例えば$8.99のジーンズが$4.50$4.99Tシャツが$2.50になっちゃうのだ。

しかし、本当に大事なことは、安さでなく、何といっても物を無駄にしないという精神。

Someone's Trash is Someone's Treasure (誰かのごみは誰かの宝)


ということわざがあるように、自分が要らないと思っても、それを探している人がどこかにいるのだ。

また、自分の中でも、何度か着たり使ったりしてみてしっくりこないものや、飽きちゃったものを交換して、「新しい中古」によって気分がリフレッシュできる。


行くたびに不用品を持ち込んで寄付し、何か面白いものや必要なものを得てくると、お店自体が、片付けたり取り出したりする自分のクローゼットのような気がしてくる。

楽しくて節約できるVV、これからも利用させてもらうぞと。

不用品を寄付をするたび割引スタンプがもらえる。これでリピートが止まらない!(笑)


* * *

最後にこれまでゲットしたいくつかの品々の写真を。

カナダ発祥の人気ブーツメーカーSORELの、スエードのあったかいショートブーツ(20ドル) ほぼ新品。ミニクッションもほぼ新品で各1ドル


私はなぜかバスケットが大好き。藤のものはもちろん、この前見つけた赤いメタルで出来たバスケットは重さがあって安定してるから、庭仕事の道具入れにいいぞ。写真中のバスケット、いずれも$3~5。


これは仕事で使う分厚いバインダー。書棚や倉庫に保存しておくだけのものだから、中古で十分。北米大手の文房具屋〇テープルズなんかで新品買えば10ドルくらいするもんね。それが99セント(50%オフの日なら50セント!)あたりで売ってるから、これはかなりの経費節減。



日本酒のとっくりが、「花瓶」のコーナーに置かれていたりするけど、ま、ご愛嬌で(笑)


些細な小物類も、小袋にいろいろ適当に詰められて売られている。栓抜きとか、フードプロセッサーのゴムパッキンとか、何かのアダプターとか、「これ欲しかった!」っていうのが意外にもこんなところで見つかる。


だから小袋に余計なものが他に入っていたとしても、一袋たかが$1.99$2.99とかだから、何かのパーツのためにわざわざ注文したり探しに出かけることを考えたら、袋ごと買ってもまだ嬉しい。その中の不用品はまた寄付に回せばいいのだ。

逆に、自分の部屋やキッチンの隅に忘れられているどうでもいい小物類も、捨てずに寄付すればいい。いつか日の目を見る日が来る。

ブランケット、バスタオル、シーツ 本、CD/DVD、家具、電化製品、アクセサリー、絵画、ペット用品、とにかくいろんなものがある。今は、モノを新しく買う前にまず「リサイクル・リユーズ」=VVと考えるようにしている。

山のような品々の中にキラリと光る宝がある!

古いにおい?をクンクン嗅ぐロウニン。


2017年4月14日金曜日

Colors (1) 黄と紫の誕生日

突然だが、、、私はモノは何でもいいけど、「色」が好きだ。一色の美しい色でもいいし、そのグラデーションもいいし、何色かのコンビネーションでもいいし。仕事で資料のグラフの色を考えるときでも、手元の文房具でも、色を見ていると、無性に楽しい。

製品やデザイン画にあるような計算された色・コンビネーションもいいが、自然が作り出す色については、「どうしてこんな鮮やかな色、微妙な色が出来ちゃうの!?」と、自然への畏敬の念も入って、さらにときめく。

そのトキメキを記録しておきたいから、色について今後シリーズでここに書き残していこうと思う。


今回は、自分の誕生日にちなんだエピソードを。

誰もが人生のいろんな場面で花束をもらうことがあると思うが――私たちは、それがどんな花束だったか、どんな印象を受けたか、どれくらい記憶に残っているだろうか?

でっかいカサブランカや大輪のバラがふんだんに入った花束はとってもゴージャスで、いただいた時は「わお!」だけど、私の場合、不思議なことにそれらは長く心に残っていない。

その代わり、過去の花束と言った時、真っ先に思い浮かぶ花束がある。それはもう四半世紀も前に、当時バスケットボール選手だった私が、その時の監督から誕生日にいただいた花束。

それは、黄色のフリージアと紫のスターチスの二種だけで作ったシンプルなものだった。でも、たった二色、しかも対照色の二色だからこそ、そのコントラストが強烈で、ドキューンと私の心に刺さった。

とってもとっても惹かれてしまい、いただいた日から毎日じっくり眺めていた。

フリージアとスターチス

フリージアもスターチスも、普段は脇役的な、決して豪華な花ではない。でも、さりげなく咲く野生の花が好きな私だから、こういう方が惹かれるのかも。いずれこの時は、花の種類以上に、ビビッドな色のコントラストが印象的だった。

以降、私は黄と紫の組合せに敏感になった。今でもこの組合せは好きで、庭や道端や花屋さんで見かけるとつい足を止めてしまう。実際、花にはこの色の組合せが多い。




この花束からちょうど20数年たった今日、私はフリージアとスターチスを買ってきて、今は亡き監督がくれた当時の花束を再現してみた。自分へのお祝いと監督へのお供えを兼ねて。

当時もらった花束はもっと花がいっぱい詰まってた!


「監督、あの花束をいただいてから20数年、私はまた誕生日を迎えましたよ。」

フリージアのいい香りは、花や植物が好きだった監督と一緒に花を愛でているような気分にさせた。

ちなみに、スターチスの花言葉は『変わらぬ心』『途絶えぬ記憶』。はい、監督の下さった花束は、黄色と紫というコントラストが目に焼き付いたまま、途絶えぬ記憶となって私に残っています、、、。


----------------------------------
おまけ:

監督と言えば、彼が亡くなった時のちょっと不思議な体験を以前のブログの中で書いたことがある。きっと今も私の側に来ているだろうな、、、。

春先はタンポポとスミレが黄と紫のコンビ!

2017年4月5日水曜日

駆け抜ける金色の羊

”昔テッサリアの国王に二人の子供がいました。仲の良い兄妹でしたが、継母に憎まれ命を狙われます。これを知った産みの母は大神ゼウスに助けを求め、ゼウスは空飛ぶ金色の羊をつかわします。

兄妹が羊の背に乗るやいなや羊は海に向かって飛び去り、継母から兄妹を救い出しました。妹は途中海に落ちて死んでしまいますが、金色の羊は、嘆く兄を励ましながら安全な国に送り届けました。”

(石井ゆかり「星ダイアリー」牡羊座の神話を簡略化)



星の世界では321日の春分の日頃が1年の始まり。太陽が牡羊座に位置するところから始まる。そう、ちょうどいま新しい年が始まったところ。

冒頭のエピソードは、混沌、あるいは冬や死を象徴するような暗がりの中から、金色の羊がピョン!と勢いよく飛び出して新しい世界が始まることを示している。すべてが生命力に溢れ動き出す春のことでもある。

そしてこの金色の羊は、ちょうど今321日~420日 の間に誕生日を迎える牡羊座の人たちを象徴しているそうだ。

死の世界から飛び出し生き延びる。先頭を切って走り出す。新しい世界を恐れない。

***

「星占い」というものがあるが、私はたまたま手にした雑誌やネットで偶然見かけたものを面白半分に読む程度だった。読んだ直後に忘れていたから、結果して気にもしていなかったわけだ。

ところが、3年前くらいにたまたま読んだ占いで、、、それは以前から大人気のライター石井ゆかりさんの年間占いだったのだが、私が読んだときはもうその年の半分は過ぎていて、過去の半年と未来の半年を同時に読むことになった。

その衝撃と言ったら!ちょうど過ぎたばかりの半年分の占いに書かれていたことが、自分に起きたことや心情とピタリと合っていたのだ。怖いくらいに。それでビックリしてさらにその前の年の年間占いを読んだら、それもほぼピッタリ。

現在や未来の占いを先に読んだ場合は、それが潜在意識に残っていて自己暗示がかかり、無意識に書かれていた通りに自分を持っていくこともあり得るだろう。しかし、占いを先に読まずに、あとで照らし合わせて合っていたのだからビックリ。

ついでに、前述の石井ゆかりさんが、星座別の特徴を書いた本も読んでみた。いやはや、読んでビックリ、私の好きなモノや行動パターンが全部そこにピタリと書かれている!

こういうことに若干懐疑的だった私も、「おおお、星はあなどれない!」と、初めて占いというものの見方が変わり、また、その頃別なルート(科学的興味)から湧き出していた宇宙そのものへの関心に拍車がかかった。

そんな波に乗ると、いろいろ繋がってくるもので、同時期に友人が私に「数秘」なるものを教えてくれた。


数秘とは、生年月日や姓名を固有の計算式で計算し、運勢や宿命を占うもの。ピタゴラスやプラトンの数学の探究とともに発展し、ユダヤ教のカバラ(神秘主義思想)やタロットとも結びついたとされている。

生年月日を数字化して分析するなら、生まれた日をベースにする星占いと、結果して共通している部分も多そうだ。

それで、その友人は、あるとき興味を惹かれた数秘のワークショップに行き、私ともう一人の友人の分も調べてきてくれた。性格や生き方、この世の使命的なこと、、、。

それを読んでみて、、、最初はすごく意外に感じた。ある意味それまでの自分とはかけ離れた内容だったから。

でも、その視点でいろいろ過去を振り返ってみると、、、あれ?そうか、そういうことだったのか。だから自分はそうだったのか、と、逆に気づかされることが出てきて、最後には、実は自分はこういうタイプといえるかも、と違う角度から認識できてきた。

先の占いや数秘に接して、共通して気づいたことは、自分が思っている自分だけが自分でない、ということ。あるいは自分の力だけでは、自分というものは測れないということ。内から見る自分と外から見る自分は、必ずしも同じではない。

例えば、世の中では、当事者でなく第三者の意見が重要視される場面が多々あるが、それは物事を主観的・客観的に見るかで解釈や記憶が変わってしまうからだろう。特に当事者というのは、意識・無意識にかかわらず、自分に都合のいいようにもっていくものだ。

それと同じで、知らず知らずに自分で「私はこういう人物」と決めつけていること、思いこんでいることは実は多いのではないか?それによって実はいろんな可能性に制限を設けているのかもしれない。

そんな風に思えてから、私は占いをよく読むようになった。盲目的に頼るのでなく、自分を客観的に見るツールとして、また、物事を別な視点で(特にポジティブに)見るツールとして。

家族や友人、同僚など、自分の周りにいる人が自分をどう見ているかに耳を傾けるのも、自分を外から客観的に知るひとつの手段だろう。しかし、彼らもまた同じ人間であり、彼らの主観に左右されるのは否めない。だからと言って彼らの言うことは決して間違いでなく、解釈・認識の一つというだけ。

しかし、「太陽や星の位置」という基準で自分を眺めるならば、人間の主観とは違った見方だろうから、全く別なソースとして使えるのだ。そこには今の人間では理解できない真理が本当に存在しているかもしれないし?(Who knows?)

星座を基準にしても、厳密に言えば、占いを書く人、それを読む自分は人間だから、やはり完全に客観視はできないかもしれない。しかし、それをネタに結果して自分の意識がポジティブな方向に向かうなら、それでいいではないか?

占いだけでなく、他者からの評価、偶然の出会い、芸術作品等、「外からの声」は、いわばヒントでありアイデアだ。自分だけの力では限界があり、外の力を借りることで、より視野が広まり、いろんな人生の選択をしていけると思う。

とはいえ、時々あえて週刊や月間占いを読まずに、その期間が終わってから読むこともある。やはり書いてあることに影響されてしまうかも、先入観で縛られたくない、という気持ちから。一方、読まずに行動した結果、占いとどれだけ合っていたかという「答え合わせ」もまた、面白いから。今は、こんな風に占いを利用している。

***

さて、最後に、牡羊座の話に戻ろう。実は私が牡羊座の一人なのだ。

恐れを知らず先頭を切って飛び出す「はじまりの星座」、牡羊座---はは、苦笑するくらい、思い当たるふしがある。

でも、それは多くの牡羊座の方が自覚していると思うが、「飛び出す」のは自分の興味があるものに対してだけ。(笑)

牡羊座がCuriosity(好奇心)に乗っかった時のエネルギーといったら半端ない。ワクワクどころか本能的に血が騒ぐ感じ?

あるいは、不公平なものを許せないタチもあるから、そういうものをやっつけてやる、と思った瞬間、ピョーン!と、すぐさま行動に移ってる、とか(笑)

ところで、先に挙げた石井ゆかりさんが書く占いの文章は、とてもポジティブかつ的を得ている。占いという域を超え、コーチングのような感じ。

また、各星座を分析して説明する文章も、かゆいところに手が届くように「そうそう、よく言ってくれた!」ということばかり。彼女の牡羊座の本を読んだとき、「いつ私の心を覗いたの!?」と、嬉しくなるくらい、ポイントをついていたことが多々あった。

例えば、他の占いだと、牡羊座は「リーダー的存在になることが多い」と簡単に書かれているけど、石井さんの説明はこうだ。

「実は本人はリーダーになるつもりなどさらさらない。みんなを引っ張ろうという気概もない。そもそも他人がどうしようと関係なく、本人がやりたいことにまっすぐに進んでいるだけ。その純粋さ、意志の強さに周りが影響されて、つい、牡羊座についていってしまう。だから結果して牡羊座の人が自然にリーダー的ポジションになっている。」

そうそう、そうなの、その通り!同じ「リーダー」といっても、そのポジションを目指している人とは全然違う。確かに私は、学校や職場でリーダー的存在であることが多かったけど、「私はこう思う」と主張し、行動してきただけなのだ。間違いとか正しいでなく、どうジャッジされても構わなくて、その状況を総合的に見て「自分はこう思う!」という方向に動いていただけ。

石井さんは、牡羊座の本の中で、古代の占星術家・マニリウスの言葉を引用していた。

「白羊宮(牡羊座)は、ただ自分自身の意志にのみ従う」

はははは、まさに!なんて的を得た言葉!

「牡羊座は、基本的に自分と他人を比べるという概念がない。他人にこう思われたらどうしよう、というところで判断をしない。自分の考えを信じ進むだけ。」 はい、おっしゃる通りです。(笑)

だから人が違う意見を持っていても否定はせず、あなたはそう考えるのね、と認めて終わり。それが時に冷たく思われることがあるかもしれないけど、他人に関心がない、思いやりがないというのとはちょっと違う。

自分の考えを大事にする私たち牡羊座だからこそ、他者は自由に意見を持って当然、と思うのだ。それが他者に対する最大のリスペクトと公平さ!どうです、他の牡羊座の皆さん?


***

とにかく、ここ2,3年、面白半分にあえて占いというものを頻繁に見ながら、自分の性格や自分に実際に起きている出来事と照らし合わせながら実験的に進んできたけれど、

「いったい誰がどこで私のことを見ているの?」

というくらい、当たっていることが多すぎて、本当にびっくり。

今は週末が来て、翌週の自分のスケジュールを確認したり調整したりするとき、日本の友人が送ってくれた石井ゆかりさんの「星ダイアリー・牡羊座版」(星座別で1年間の星の動きが説明してある)も開いてみる。

今週はこうだったな、来週はこんな週にしたいな、などと、星と意志のコンビネーションで、いろんな思いを巡らすのが、定例になりつつある。

そして、長期的には、自分の持って生まれた性格を生かして、どう生きていこうかというのも考えるのだ。

”死の世界から飛び出し生き延びる。誰よりも先に走り出す。新しい世界を恐れない。”

-------------------------------

おまけ:

石井ゆかりさんのホームページ:筋トレ

去年あたりから巷でブームの「しいたけ占い」。こちらも、びっくりするくらい自分の出来事や心情に合致する。文章も楽しい。

石井ゆかりさんの星ダイアリーは、星座別に特徴的な動物が表紙になっているが、牡羊座=犬というのもビンゴ。今、犬と深~い縁のある私だから。面白いから、ダイアリーと寝ているロウニンを並べて写真を撮ってみた。!






2017年3月29日水曜日

春を告げるメープルシロップ

冬の間に糖分を増したカエデの樹液を煮詰めて出来上がるメープルシロップ。2月~4月、その工程見学やパンケーキ試食などができる「メープルシロップフェスティバル」が、主にカナダ南東部(オンタリオ州・ケベック州)のあちこちで行われている。


写真は、カナダに来た最初の年に行ったフェスティバル。この時、樹から採れたばかりの樹液「メープルウォーター」を初めて口にしてみたが、ごくわずかな甘みだけでサラサラしていた。


大鍋で煮詰めているのはあくまでもアトラクションで、実際はちゃんとした工業用の装置でシロップが生産される。写真にもあるように、1Lのシロップを得るためには、なんと、40倍=40Lもの樹液がいるそうだ。


どのくらいのスピードで採取されるかはわからないけど、自然が樹木の中で時間をかけて樹液を作り出していることを想像すると、感謝の念が湧いてくる。

しかし、カナダと言えば、とにもかくにもメープルシロップ!日本にいた時はそれほど食べる機会がなかったけれど、ここでは日常的に入り込んでいる。


お土産やさんなんかでは、1-2種類くらいしか見かけないけど、実は種類は豊富。質によってグレードが「カナダNo.1No.3」に分かれていて、色が薄いほどグレードが高い。カナダNo.1は混ぜ物一切なし。

スーパーにも数種類置いてあるけど、やはり、ファーマーズ・マーケットで買うローカルのシロップが一番美味しく感じるな!

植物性の甘味だから、健康志向の人はよく取り入れているだろう。料理やお菓子作りには、メープルシュガーやバターもある。メープルウォーターも手軽に買える。



お土産では、クッキー、キャンディー、フレーバーティーなんかが王道だけど、スーパーに行けば、メープルコーヒーだのシリアルだの、いろんな製品に入り込んでいるのがわかる。コーヒーチェーン店でも、メープル味のドーナッツやラテが。




そうそう、メープルシロップ&ベーコンの組合せも多い。スナック菓子では、メープル&ベーコン味のポテトチップスやチョコレート、ポップコーン。


カフェでは、パンケーキやワッフル、フレンチトーストの上にカリカリベーコン乗せて、その上にたっぷりのメープルシロップ。

ナッツ、フルーツ、アイス、チーズ、シリアル、ヨーグルトなんかとは相性ばっちりだから、家でも食べる機会は多い。


シナモン、ヴィネガー、マスタードにも合うからサラダ・ドレッシングにも使えるし、チキンの煮込みやフライ、ステーキのソースといった、暖かい食事にも。

以前ビックリしたのはメープルキャラメル味の豆腐!面白いから食べてみたけど、デザートみたいでそんなに悪くなかった。メープル味のビールもあるけど、これはあまり気が進まないな、、。


ということで、日本の味噌・醤油のように、当たり前に日常に入り込んでいるカナダのメープルシロップ。それでも、メープルシロップフェスティバルの広告なんかを見かけると、「よしよし、春に近づいているぞ」と、季節を実感する。

-----------------------

●トロント近辺のメープルシロップフェスティバルの情報サイト(英語)

●メープルシロップ情報満載!ケベック・メープル製品生産者協会のサイト(日本語)
(世界のメープルシロップの約7割は、ケベック州産。品質と価格の安定のため、ケベックのメープルシロップは生産・流通・販売まで厳しく管理されているとのこと。)